CO
CO(シーオーと呼びます。Caries Observation:経過観察を要するむし歯)です。脱灰は始まっていますが、実質欠損を伴わないため、まだ治療対象ではありません。よほど注意深く観察しないと気づくことはありません。
C1
エナメル質に限局したむし歯です。痛みを感じないため、ご自身での発見はやはり困難です。接着性材料はエナメル質とは非常に強力に接着しますので、この時点での治療はかなり成功率が高いです。
C2
むし歯が象牙質まで広がりました。この辺りでも痛みが出るとは限りません。「引っかかるかな、少ししみるな」という程度のことが多いです。
C3
むし歯が歯髄(いわゆる神経)まで到達してしまいました。何もしなくても痛い、もしくは熱いものもしみる状態です。激しい痛みを伴い、神経の治療が必要になってきます。
C4
歯冠が大きく崩壊し、歯髄が失活している(死んでいる)状態です。ここまでくると普段の痛みはなくなります。歯の保存が難しい状態です。